CLベスト4に躍進したテン・ハフのアヤックスでブレイクしたダビド・ネレス。ベンフィカでの2年間を経て、今夏ナポリに加入している。
レフティーのネレスは右サイドが本職ながら、左サイドでもプレー可能なウインガーだ。シーズン途中のクヴァラツヘリアの退団を受けて、今季はむしろ左サイドでのプレーが多くなっている。
左利き左サイドとなると縦突破からのクロスボールが定石だけど、ネレスは内外の切り返しを駆使して器用に内に進路を取れる。基本的に左足しか使わないのだけど、縦にも内にも持ち出せる縦横無尽さをもっていて不思議なドリブラーだ。だから右サイドだろうが左サイドだろうが関係ないんだろう。なんだかディ・マリアっぽい。
WG分類マトリックス上では「クイックネスドリブラー」に分類されるプレーヤーだろう。
🍿 David Neres in movimento 🇧🇷 pic.twitter.com/5mvloVEUWt
— Lega Serie A (@SerieA) January 14, 2025
ディ・マリアと比べるとネレスはよりスピードがあって、切り返したあと瞬間的に加速して相手を置き去りにできる。だから、一度進み始めると手が付けられなくなる。
シーズンに何度かは単独突破からスーパーなプレーを披露してくれる選手である。
😱 DAVID NERES MANDA IN TILT #UdineseNapoli 🚨🆘 pic.twitter.com/S6Gy7comE3
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A magical goal from David Neres! ✨#FiorentinaNapoli pic.twitter.com/uzjSFF6sRg
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こうしたドリブラーとしての個人技は間違いなく持っているネレス。ただ、それをうまく数字に結び付けきれていない印象だ。
一度ドリブルに入ると単独突破に偏りがちで、端的に言えば球離れが悪い。味方を活かすのがあんまりうまくないのだ。
落ち着いて周りを観察できる状況を作ればそうでもないんだけど、ドリブル突破を仕掛け始めると周りが見えなくなる嫌いがあるように見える。
🏃♂️💨 Neres 🆚 tutti #EmpoliNapoli pic.twitter.com/RTaCZb2zMO
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そうした特性ゆえ、パフォーマンスにムラがあって、シーズン通して安定したプレーができているかと言われると疑問符が付く。これまでのキャリアでシーズン2桁得点、2桁アシストを記録したのは17-18シーズンのみとなっている。
良くも悪くもピーキー。それがネレスの良さでもあり弱点でもあるわけだ。だから、キャリアを通して途中出場からジョーカー起用される試合が多かった。
ところが、クヴァラツヘリアの退団という出来事を経て、ナポリではその代役として定位置を確保。継続して試合出場を果たしている。
数字が伴っていないが、パフォーマンスの波はおさえられている印象。シーズン終盤にかけてナポリをスクデットに導く活躍を継続して見せれば、いよいよ殻を破るかもしれない。
シーズン終盤戦、ネレスにとってもクラブにとっても正念場だ。