2021年冬、ルーマニアリーグ史上最高額の1500万€でパルマに加入したデニス・マン。今季で在籍5シーズン目で、加入シーズン以来のセリエA参戦となっている。
15節終了時点で4ゴール3アシスト、パルマ最大の得点源かつチャンスメーカーとなっているマン。彼は典型的なカットインウインガーだ。
トップスピードでもタッチが乱れない高速ドリブルが売りで、常に足元にボールを置きながら相手に飛び込ませないようなボールの持ち方ができる。
相手が無理に飛び込んでくれば、ひとつの持ち出しだけですり抜けられるだけのキレもある。
スピードに乗った状態での仕掛けが得意なだけに、パルマのように縦に速いスタイルを志向するクラブでこそ最大限輝くプレーヤーだ。
〈FBref.comより、15節終了時点でのスタッツ〉
- ドリブル突破成功数:19(セリエA7位)
このドリブルを武器にアウトサイドからカットインし、フィニッシュを狙っていく彼の十八番である。
🧙♂️🇷🇴 Il 1° gioiello di 𝑫𝒆𝒏𝒏𝒊𝒔 𝑴𝒂𝒏! 💍#ParmaFiorentina 1-1 | @1913parmacalcio pic.twitter.com/3RIsArzNBg
— Lega Serie A (@SerieA) August 18, 2024
逆サイドにボールがあるタイミングでは大外からボックス内に侵入してくるのも得意で、味方に使われる形でのゴールも決めている。プレースタイル的にはフィニッシャー寄りで、WG分類マトリックス上の「カットインシューター」に分類できるだろう。
そんなマンだけど、実はキーパス数がセリエAトップの31(FBref.comより、15節終了時点)で味方を活かすプレーがぐんぐん向上中。3アシストと結果も出ていて、「マスターWG」に近づいて行っている印象だ。
リーグ全体としても左WGと比較して右WGはタレントが少ない中、チームの核となれるだけの資質を持っているマンを欲するクラブは多いだろう。
今後の活躍、そしてシーズンオフの動向に注目したいプレーヤーである。