インテルのプリマヴェーラ出身のオリスタニオは、オランダのフォレンダムに2年間レンタルされていた。昨季のカリアリでセリエAデビューし、今季ヴェネツィアに完全移籍している。
そのヴェネツィアで完全に攻撃の核となっているオリスタニオ。なにせ、ドリブル突破成功数でセリエAトップの数値をたたき出しているのだ。
〈FBref.comより、14節終了時点でのスタッツ〉
- ドリブル突破成功数:31(セリエAトップ)
- 被ファウル数:35(セリエA2位)
ドリブルの3つのスタイル「ゴリブル」「クイックネスドリブル」「スピードドリブル」の中で、オリスタニオは「スピードドリブル」に当てはまる。
特に数mのショートスプリントの爆発力は半端ではない。いったんスピードを緩めて相手の足を止めた後、急加速して一気に相手の前に出るのがオリスタニオの形。
難しいフェイントは使わず、緩急を駆使しながら突破していく。
小柄な体も味方して、すり抜けるようにして相手の前に出るドリブルは爽快感抜群だ。わかっていても止められない、そんなドリブルだろう。
↓ オリスタニオの突破からのアシスト
Hans Nicolussi Caviglia with a perfect touch and finish 👌#VeneziaParma pic.twitter.com/Zi4IceVhtQ
— Lega Serie A (@SerieA_EN) November 10, 2024
O primeiro gol de Mikael #Ellertsson na #SerieA💎!#MonzaVenezia 2-2 pic.twitter.com/NmVjecakp0
— Lega Serie A (@SerieA_BR) October 28, 2024
当面の課題はドリブルで突破してからのプレーの精度を上げていくことだろう。スピードを上げたところから正確なクロスやスルーパスを供給できるようになれば、怖さは倍増するはずだ。
得点力に関しても磨きをかけたい。トッププレーヤーを目指すうえで避けて通れないのが自らゴールという数字を残すこと。点が取れないトップウインガーはいない。
そういう意味では、ゴール期待値2.7に対して実得点が1はあまりにもさみしいところだ。
近い将来のアッズーリ入りも期待したい逸材。スピードドリブラーながら、突破のために必要なスペースが広くないことから引いた相手を崩すことが多いビッグクラブでの活躍も可能だろう。
今後の成長を見守りたいタレントだ。