2010ワールドカップ優勝メンバー、ペドロ・ロドリゲス。37歳で迎えた今季は絶好調で、公式戦通算19試合7ゴール4アシストと大暴れしている。
2列目ならどこでもこなせるペドロ。彼の戦術理解度の高さがそうさせている面ももちろんあるけど、それよりも重要なのは彼のプレースタイルがポジションを問わないリンクマンだからだ。
とにかく気の利いたポジショニングができて、相手のMFライン手前とライン間を出入りしながらボールを引き出しては循環させてチームにリズムを生んでく。チャンスがあれば前を向いてラストパスを狙っていく。そのスタイルは、WG分類マトリックス上の「トップ下型WG」の手本たるべきものだ。
両利きのペドロは狭い局面でも巧みにボールキープが可能。かつてはそこから強引に相手を剥がして長距離キャリー…なんて荒業も持っていたけど、さすがにそこまでのパワフルさはなくなった。
ただ、その分シンプルにボールを回すから、よりチームにリズムを刻めるプレーヤーになった印象だ。
↓ ライン間でボールを引き出してからのアシストシーン
🇫🇷 Loum Tchaouna, premier ⚽ européen ⚡#UEL | @LoumTchaouna pic.twitter.com/AWabiLZ5Y1
— L’UEFA en français (@UEFAcom_fr) December 14, 2024
よりゴールに近い位置でボールを受ければ、シュートを積極的に狙っていく。
シュート技術の高さはさび付いておらず、正確にゴールの四隅を射抜く。しかも両足で、だ。
シュートを打つ前のボールを受ける位置も含めて、お手本になるプレーヤーである。
Nuno Tavares’ run 😤
Tchaouna’s flick 🤤
Pedro’s finish 🥵@OfficialSSLazio | #UEL pic.twitter.com/Oo0OCDFL12— UEFA Europa League (@EuropaLeague) December 13, 2024
Like a fine wine 🍷@_Pedro17_ got the late winner in #LazioEmpoli 👌 pic.twitter.com/GESjdWjlBu
— Lega Serie A (@SerieA_EN) October 8, 2024
守備での貢献度の高さも見逃せない。
単純にプレッシングに奔走できることはもちろんのこと、出ていくときには常にパスコースを消せるよう周囲の状況を確認しながら出ていくし、ほかの味方が出ていった場面でははっきり相手を消してパスコースを限定させるなどプレッシングを機能させるための個人戦術の高さが光る。
いくつものタイトルを獲得してきた歴戦のペドロが先陣を切ってプレスに出ていく姿は、若手が多いラツィオにあってそれだけで価値あるもの。
プレーで手本となれる彼の存在は、間違いなくラツィオの今季好調の要因となっているはずだ。
37歳にして全盛期をほうふつとさせる躍動を見せるペドロ。今が旬のプレーに注目だ。