アーロン・マルティン【プレースタイル詳解】

来歴・エピソード

  • 4歳にサッカーを始めたのちエスパニョールのカンテラに加入、10年間育成を受け、そのままトップチームデビューを果たした。
  • キャリア初期からマルセロをアイドルにしていたというアーロン。当然プレースタイルは攻撃的な左サイドバックになった。
  • エスパニョール退団後はマインツで5シーズンプレーし116試合に出場したのち、2023夏にジェノアに加入した。
  • インタビューに答えて曰く、「私を3つの言葉で表現すると、温かく、親しみやすく、社交的」だそう。自己肯定感高ぇ。陽キャやな。
  • 旅行が好きで、今まで行った中で特に気に入ったのはコロンビア、プンタ・カナ(ドミニカ共和国のリゾート)、モルディブだそう。
  • バイクとF-1も趣味で、フェルナンド・アロンソのファンである。
  • セリエAで最も好きな選手はテオ・エルナンデス、ロメル・ルカク、チーロ・インモービレの3人とのこと。

 

 

プレースタイル詳解

ブンデスリーガのマインツで長く活躍してきたスペイン産ラテラル。今季でジェノア在籍2シーズン目となる。

彼の武器は何といっても正確無比なクロスボール。相手をかわしてからクロスを上げられるほどのアジリティやスキルは持ち合わせていないので、相手からの圧を受けない大外からのクロスや早い段階からのアーリークロスなど、相手から距離をとった状態からボールを供給する形を好んでいる

とにかく試行数の多さが目を引き、クロスへの積極性は異常。何を隠そう、彼は今季の欧州5大リーグで最もクロスを上げているプレーヤーなのだ。

 

〈FBref.comより、31節終了時点でのスタッツ〉

  • クロス総数:221(セリエAトップ欧州5大リーグトップ
  • アシスト期待値:4.6(セリエA9位

 

スタッツ単体で見てももちろん素晴らしい数字だけど、所属するジェノアはボール保持率がリーグ14位と下位で、相対的に攻撃回数は少ないはずであることを考えるとより輝いて見えてくる。

 

 

セットプレーのキッカーとしても優秀で、彼はジェノア最大のチャンスメーカーと言ってもいいだろう。

マインツ時代には直接フリーキッカーとしても鳴らしていたようで、名手ヤン・ゾマー(現インテル)が一歩も動けない芸術的な一発も決めていた。

 

アーロンは元々非保持面に不安が残るプレーヤーだった。

対人守備では不用意に飛び込んでスコンとかわされる場面が散見され、守る局面ではマークが甘くピンチを招くシーンも見受けられていたのだ。

 

アーロンがマークを外して危険なエリアへの侵入を許した

 

それが、ジェノア全体のアグレッシブな姿勢に触発されてアーロン自身もファイターに変貌。粘り強い対応からタックルでボールを奪うシーンが増えており、ポジショニングも改善傾向にある。守備者としても大きく成長している印象だ。

 

〈FBref.comより、31節終了時点でのスタッツ〉

  • タックル総数:62(セリエA4位
  • タックル勝利総数:40(セリエ3位

非保持面が伸びたことで、サイドバックとして総合的に完成されたプレーヤーとなったアーロン。ジェノアのキーマンとして注目してみてほしい。

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